行きたい場所リストから外すべき、禁断の場所をご紹介します

3. スルツェイ– アイスランド

britannica.com

アイスランドの南沖にある島、スルツェイは3年半にも及ぶ海底火山の噴火によって形成されました。

島の生態系を調査する目的で許可を得た科学以外は立ち入りが禁止されていて、地理的驚異とも呼べる島内環境が厳重に保護されています。1963-1967年に起きた海底火山の噴火によってできたこの島は地球上で最も新しい島のひとつで、1 週間ほどで島が形成され、北欧神話の炎の巨人「スルト」にちなんでスルツェイ島と命名されました。

4. スヴァールバル世界種子貯蔵庫 – ノルウェー

regjeringen.no

ノルウェーと北極の中間に、小さな島々が連なっています。その中のひとつの山中にスヴァールバル世界種子貯蔵庫はあります。

人類が世界的な危機に直面したときのためのバックアップ保管施設には現在百万以上もの種子が冷凍保存されていますが、その4倍以上の収容能力があるといいます。

貯蔵庫の入り口を見に行くことは可能ですが、実際に中に入ることはできません。この貯蔵庫は、山肌をくり抜いて永久凍土の下に設置されているのですが、近年の地球温暖化によりこの永久凍土が溶けているというニュースが報じられました。これを受けて、ノルウェー政府は現在、24時間体制で種子貯蔵庫を監視しているそうです。