動物愛護施設から引き取ったかわいい子犬
ペルーの首都リマに住むソテロさん一家は数か月前に動物保護施設からかわいい子犬をもらい、その犬は家族の一員になりました。しかしそれから6か月後、その犬は実はキツネであることが分かったのです。ロイター通信がマリベル・ソテロさんとその一家がどうやってその引き取った犬がキツネであると気付いたのか詳しく伝えています。
その犬はいつも元気よく庭を走り回っていたので「走る」というの意味の”Run”をとって「ランラン」と名付けられたました。最初は近所の犬とともに一緒に走り回っているだけのかわいい子犬でしたが、成長するにつれて近所で飼われているニワトリやアヒルに襲いかってそれらを食べてしまう狂暴さで住民から苦情がくるほどになってしまいました。
シベリアンハスキーの子犬と聞いていたけれど・・・
「一番最近起こったランランのトラブルと言えば、ランランがペットとして飼われていた3匹のモルモットを食べてしまった」ことです。ショックを隠し切れない様子で話すソテロさん。近所の女性からその話を聞いたソテロさんは結局飼い主にお詫びのお金を渡したそうです。
大きくなるにつれて、ペットの犬とは思えないほど獰猛になっていくランランに困り果て、家族はランランを専門家の元に連れていったところ、ランランは犬ではなくキツネだと伝えられたのです。一家が動物愛護施設からランランをを引き取った時、施設の担当者はシベリアンハスキーの子犬と言っていました。でも実のところ野生のキツネだったのです。