医師や栄養士が指摘する、意外な体重の増加の原因とは

食べているものは問題ないけれど、食べている時間が悪い

Source:inspiredot.net

健康は何を食べているかだけではなく、いつ食べているかということにも大きく影響されます。例えばハンバーガーを食べるとき、昼食として食べるか、夕食として食べるかによって体内での消化のされ方が異なります。朝食は1日で一番カロリーの多い食事をとり、夕食は一番軽いものをとるというルールがダイエットに取り入れられているのは、朝の方がしっかりとスムーズに消化されるからです。1日を通して、私たちの胃や腸の動きは変わります。朝起きた時が最も活発で、夕方、そして夜になるにつれて、動きはゆっくりになってきます。午後のおやつをやめて、それを食後のデザートに移動させたとしても、それは決して同じではないのです。夜食を考えてみましょう。夜になると私たちの脳からは睡眠を安定させたり、生体時計の調整を行うホルモンであるメラトニンが分泌されます。メラトニンが代謝能力をが落とす夜中にお腹が空いて何かを食べれば、そこで食べたものすべては脂肪として蓄積されてしまうのです。

じゃあ、どうしたらいいの?

実際この厄介な夜食の誘惑を断ち切る裏技はたくさんあります。一つは、夕食後に食べたスナック類と食べた量をホワイトボードに書くことです。お腹がすいたときに、どんなものをどれだけ食べたか気を払う習慣をつけることにより、オーバーカロリーを防ぐことができます。2つ目は夕食後にスプーン1杯のフィッシュオイルかEPAかDHAを含むサプリメントをとることです。体に脂肪がついてしまうのではないかと心配している皆さん、フィッシュオイルは体に良い、むしろ積極的に取りたい脂肪の一つ。たったこれだけで、満腹感が長く続くはずです。