お金持ちでなければ捨てるはずのない車
埃と傷で元の姿がわからないくらいですが、この車を放棄するなんてよほどのことだったのでしょう。「世界で最も早い一般車」として1994年から1999年までギネスブックに掲載されていたジャガーXJ200。最速時速350キロのスピードがでるこの車は、当時とてもファッショナブルでハイエンドなモデルとして愛されました。今でもたくさんのファンがおり、オークションなどでは約20万ドル（約2100万円）ほどで売買されています。
すべてまとめて処分された車
なんとも悲しい古い車が満載のトラック。一体なぜこんなところにまとめて放置されたのか、誰にもわかりません。この20世紀中ごろの車4台はトラックに載せられどこへ向かっていたのでしょうか。この雑木林が目的地のはずはありません。ひどくさびていることから、これらの車はもう動くことはないでしょう。車の重さでタイヤもつぶれてしまっています。何かできるとしたら、解体して部品をジャンク市場で売ることくらいでしょうか。
