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新しい車を買ったからって、普通の精神ならそれまで使っていた古い車を捨てたりしないですよね。中古車として売ったり、誰かにあげたり・・・。でもまだ使える車をその辺に捨ててしまう人が世界にはたくさんいるんです。どうせ使えない安い車でしょ?と思う方もいるかもしれませんが、そんな車の中には当時の人気モデルだったり、今や何千万円で取引されるような高級車だったり。カーディーラーが運搬中のトレーラーごと全部放置したと思われる車だってあります。そんな残念すぎる姿をさらす、世界の放置車を見ていきましょう。
車もごみもすべて一緒に捨てられた車

ジャガー・マーク2独特のフロントグリルがなくなっていたら、もはやどこのメーカーの車か判別できません。埃と泥、そしてゴミだらけの倉庫に放置されていたこの車。1960年代に一世を風靡した車がこんな姿になって見つかるなんて誰が想像したでしょうか。当時はこのジャガー・マーク2のデザインがヒットし、1973年に発売されたXJ シリーズ2までこのデザインがジャガーのトレードマークとなりました。
コケが覆う初代モデル
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当時FIAT Pandaはそれほど人気がなかったからといって、森の中に放置されるなんてあまりにも残酷です。1980年代におもしろいコマーシャルで人目を引いたこの車ですが、こんなコケが生えた最期を迎えるなんてまったくおもしろくありません。この車を捨てたオーナーが貼ったものでしょうか、側面に貼られた「Dance」というステッカーが現状に反してとてもシュールです。